『現代社会学理論研究』ISSN: 1881-7467
2019年3月発行、170頁
ISBN: 978-4-8226-0339-7 C3336
【特集】トランスボーダーとコスモポリタニズム
執筆者 | タイトル |
---|---|
樫村愛子・片桐雅隆 | 特集序文 トランスボーダーとコスモポリタニズム |
伊藤美登里 | なぜコスモポリタン化の語が造られねばならなかったのか ―U. ベックのコスモポリタニズム論 |
本田量久 | W.E.B.デュボイスと汎アフリカ主義 ―20世紀の国際情勢を背景に |
鈴木弥香子 | ウルリッヒ・ベックのコスモポリタン理論の射程と限界 ―批判的継承に向けて |
【論文】
執筆者 | タイトル |
---|---|
中澤 平 | ウェーバーにおける名誉感情の位置づけ ―自尊感情の多角的分析と身分概念の定礎 |
三原武司 | 社会学–生命科学学際領域におけるミクロ–マクロ・リンク ―〈エージェンシー–構造〉問題の二重性と二元論 |
津田翔太郎 | アイデンティティ理論の拡張―統合論/多元論の区分を越えて |
河村裕樹 | 精神医療の社会学的記述にむけて ―参与者の志向に即した記述 |
大島 岳 | HIV/エイズ研究におけるスティグマ概念・理論の変遷と現在的課題 |
坂井愛理 | 訪問マッサージにおけるままならなさの訴え ―患者によって自己開始される問題の訴えを例に |
【書評】
執筆者 | タイトル |
---|---|
阿部 潔 | キリスト教社会学による監視批判の可能性 (書評対象書:野尻洋平著『監視社会とライアンの社会学 ―プライバシーと自由の擁護を超えて』) |
中西眞知子 | 「リスク社会」において再帰的近代化を語ったベックの軌跡とレガシー (書評対象書:伊藤美登里著『ウルリッヒ・ベックの社会理論 ―リスク社会を生きるということ』) |
樫村愛子 | 社会とアートの関係とその変容を社会学的に分析すること (書評対象書:北田暁大・神野真吾・竹田恵子(社会の芸術フォーラム運営委員会)編 『社会の芸術/芸術という社会―社会とアートの関係、その再創造に向けて』) |
奥村 隆 | 普遍主義と政治 (書評対象書:根本雅也著『ヒロシマ・パラドクス ―戦後日本の反核と人道意識』) |
大会記録/学会規約/編集委員会規程/編集・投稿規程/執筆規程・執筆規程細則/既巻号目次/役員・編集委員会/編集後記