社会学系コンソーシアムより、社会学系コンソーシアム・日本学術会議 第11回シンポジウム「アジアがひらく日本」のお知らせをいただきました。
詳細は下記をご覧ください。
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社会学系コンソーシアム・日本学術会議 第11回シンポジウム
アジアがひらく日本
1. 日時
2019年1月26日(土)13:30~16:30
2. 会場
日本学術会議講堂 東京都港区六本木 7-22-34(東京メトロ千代田線乃木坂駅 5 番出口)
3. 開催趣旨
グローバル化の進む21世紀、アジアと日本の関係はますます緊密化している。資本やモノの移動に加えて、近年ではヒトや情報の移動も活発化しており、日本社会においても外国人労働者の受け入れや多文化共生の問題が喫緊の課題となっている。またこの間の社会経済発展によって、社会保障の問題をはじめ、アジアと日本はより多くの共通課題を抱えるようになっており、さらにアジア諸国の国際的影響力の高まりは、国際秩序の中での日本のポジションと、日本社会のアジア認識の再構築を促してもいる。本シンポジウムでは、このように急速に変化しつつあるアジアと日本社会との関係を総合的な視点から捉えなおし、それを通じて21世紀の日本社会が進むべき道を考えていきたい。
4. 開会挨拶
浦野正樹(社会学系コンソーシアム理事長、早稲田大学教授)
5. 報告
「アジア」と「日本」の再定義――グローバル秩序の変容と社会科学の課題
落合恵美子(日本学術会議連携会員・日本家族社会学会、京都大学教授)
アジアにみるポスト福祉国家の可能性と限界――21世紀の共通課題を考える
金 成垣(日本社会福祉学会、東京大学准教授)
東アジアの移住ケア労働者――移民レジームとケアレジームの観点から
小川玲子(日本社会学会、千葉大学准教授)
排外主義の台頭と多文化共生
塩原良和(関東社会学会、慶應義塾大学教授)
中国台頭の国際心理――アジア域内の温度差をめぐって
園田茂人(日本学術会議連携会員・日本社会学会、東京大学教授)
6. 討論者
町村敬志(日本学術会議会員・日本社会学会長、一橋大学教授)
美馬達哉(日本保健医療社会学会、立命館大学教授)
7. オーガナイザー・司会
蘭 信三(関西社会学会、上智大学教授)
有田 伸(数理社会学会、東京大学教授)
8. 閉会挨拶
遠藤 薫(日本学術会議会員、学習院大学教授)
主催:社会学系コンソーシアム、日本学術会議社会学委員会
お問い合わせ:社会学系コンソーシアム事務局socconsortium at socconso.com
*参加費・事前申し込みは不要です