『現代社会学理論研究』ISSN: 1881-7467
2016年3月発行、189頁
ISBN: 978-4-8226-0322-9 C3336
【特集】リスク社会における信頼
執筆者 | タイトル |
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浅野智彦 | 特集序文 リスク社会における信頼 |
小松丈晃 | 信頼とリスクのマネジメント |
数土直紀 | 人への信頼、システムへの信頼、何が異なるのか? |
藤村正之 | リスク社会における信頼と生活 |
【日韓共同企画報告】
執筆者 | タイトル |
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油井清光 | 日韓共同企画報告序文 日韓セッション |
尹 汝一 | 翻訳空間としての東アジア |
川端健嗣 | 「リスクの分配」の分析視座の導出――ドイツ社会的不平等研究における個人化研究と階級研究の対立の統合 |
KIM Sang-Jun | The Citizens’ Assembly and the Importance of ‘the Unknown’ (Nichtwissen) |
徳安 彰 | 機能分化社会におけるリスク、信頼、不安 |
【論文】
執筆者 | タイトル |
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秋本光陽 | 少年司法制度研究に対する漂流理論の意義――D. Matzaによる「柔らかい決定論」の再検討を通して |
畑山要介 | 食の安全・安心をめぐるリスクと信頼――「共有モデル」と「架橋モデル」 |
柳原良江 | カルチュラル・ソシオロジーの系譜と構造解釈学派――質的研究における理論枠組み要請への応答として |
額賀京介 | 超自我支配による疎外現象――フロム自我理論における疎外論 |
大貫挙学 | D. コーネルにおける「自由」の再検討――アイデンティティ再想像と社会構想の関係をめぐって |
髙橋 均 | バーンスティンのフーコー批判再考――社会-認識論的言説分析に向けて |
【書評】
執筆者 | タイトル |
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筒井淳也 | 脱構築するための社会理論 (書評対象書:アンソニー・ギデンズ著『社会の構成』) |
川端健嗣 | 個人化と選択の自由の問題系 (書評対象書:鈴木宗徳編『個人化するリスクと社会――ベック理論と現代日本』) |
奥村 隆 | 「触発するゴフマン」と「使えるゴフマンのあいだ」 (書評対象書:中河伸俊・渡辺克典編『触発するゴフマン――やりとり秩序の社会学』) |
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