大会・研究例会

第19回大会(9月14日・15日/開催校・東京大学)プログラムのお知らせ【7月31日更新】

 日本社会学理論学会第19回大会(9月14日・15日/開催校・東京大学)のプログラムにつきまして、ご案内いたします。
 *「大会プログラム」PDF版は、こちらよりダウンロード【7月31日更新】

 また、一般報告・テーマセッションでの報告要旨をまとめた「報告概要」もございますので、あわせてご覧ください。
 *「一般報告・テーマセッション報告概要」は、こちらよりダウンロード【7月31日更新】

【懇親会・事前登録のお願い】
 プログラムにも記載のとおり、第19回大会では、9月14日(土)18:00より懇親会(会場・本郷キャンパス第2食堂)が行われます。
 懇親会への参加を希望される方は、事前にフォームでの参加登録をお願いいたします。
 下記フォームから、9月6日(金)までにご登録ください。
 https://forms.gle/mMN8DxXjaDwEhTiU7

 


 

日本社会学理論学会 第19回大会(開催校・東京大学) プログラム

日時: 9月14日(土)~15日(日)

場所: 東京大学本郷キャンパス 法文2号館・1号館

アクセス: https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/campus-guide/map01_02.html

会場マップ: 法文2号館 https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_02_j.html
       法文1号館 https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_01_j.html

大会参加費: 一般 3,000円 / 学生 2,000円 (当日受付にて現金でのお支払い)
       * できるだけお釣りの出ないようにご用意ください


9月14日(土)

11:00~12:00  理事会  法文1号館 115教室
12:00~ 受付開始

12:30~14:45  法文2号館 1大教室
【一般報告1】  司会:鈴木 宗徳(法政大学)
市川 結城(東京大学)
「批判理論とは何だったのか――ホルクハイマー再考」
馬渡 玲欧(名古屋市立大学)
「「自然の支配」から「自然の生産」へ――A.シュミットとN.スミスの自然論」
松崎 匠(東京大学)
「アクセル・ホネットの承認論における「承認をめぐる欲求」の問題」
稲葉 年計(東京都立大学)
「アクセル・ホネットの市場における正義論」

12:30~14:45  法文2号館 2大教室
【一般報告2】  司会:天田 城介(中央大学)
鄭 世暻(東京大学)
「診断を断る患者たち――「論争中の病」である化学物質過敏症患者の事例を中心に」
黄 釋樟(東京大学)
「日本LGBTに関する公的言説の変容――1990年代以降の新聞記事を手かがりに」
石橋 潔(久留米大学)
「表情をかわすことの社会学――表情の基礎理論と展望」
秋葉 亮(早稲田大学)
「M. Maussにおける社会的凝集性概念の変容――P. Huvelinという「迂回」に着目して」

12:30~14:45  法文1号館 212教室
【一般報告3】  司会:伊藤 美登里(大妻女子大学)
三津田 悠(高千穂大学)
「社会理論としての初期社会科――A. シュッツの「見識ある市民」論を手がかりに」
萩原 優騎(東京海洋大学)
「デイヴィッド・ライアンによる社会的状況をめぐる考察の再検討」
末田 隼大(慶應義塾大学)
「バーバラ・アダムにおける時間と社会分析――時間景観概念を中心にして」
崎山 治男(立命館大学)
「感情労働における自律性のあり方――ホクシールドを巡る二つの論争を通して」

15:00~17:45  法文2号館 1大教室
【テーマセッション⑴】「見田宗介=真木悠介『時間の比較社会学』再考」         
司会:鳥越 信吾(昭和女子大学)  コーディネーター:梅村 麦生(神戸大学)
德宮 俊貴(社会構想大学院大学)
「貨幣・時間・情報――媒介された共同性の物象化をめぐって」
呉 先珍(東京大学)
「「〈生きられる共時性〉」と他者の他者性の狭間で――疎外論としての『時間の比較社
学』の意義と限界」
金 瑛(関西大学)
「『時間の比較社会学』における「実存」の問題――フランス文学・哲学の受容に着目して」
梅村 麦生(神戸大学)
「『時間の比較社会学』の想像力――時間文学・死生観文学・救済文学の観点から」
高橋 顕也(立命館大学)
「非線形=非近代的時間において社会的加速は生じうるか」

15:00~17:45   法文2号館 2大教室
【テーマセッション⑵】「グローバル/ポストコロニアル社会学の現在と可能性」
コーディネーター・司会:磯 直樹(東京藝術大学)
山岡 健次郎(群馬県立女子大学)
「モビリティーズの社会学」

鈴木 弥香子(東邦大学)
「理論を書くのは誰か」
森 啓輔(専修大学)
「ガルミンダ・バンブラの「連なる歴史」の記述戦略とグローバル社会学の試み」
松井 拓海(東京大学)
「20世紀日本における福祉国家のコロニアル/グローバルな形成過程――M.フーコーの「人口」概念の再検討を通じて」
坂井 晃介(神戸大学)
「「原住民の福祉」とポリツァイ――「社会的なもの」のグローバル歴史社会学にむけて」

18:00~ 懇親会  本郷キャンパス 第2食堂
 会場マップ: 第2食堂 https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_00_05_j.html
 一般 4,000円 / 学生 3,000円
* 懇親会に参加する予定の方は、下記フォームから9月6日(金)までにご登録ください。
  https://forms.gle/mMN8DxXjaDwEhTiU7


9月15日(日)

10:00~12:15  法文2号館 1大教室
【一般報告4】  司会:兼子 一(神戸医療未来大学)
寺前 典子(医)寺前診療所)
「音楽演奏の対面レッスンとオンラインレッスンにおける身体図式の更新をめぐる考察」
加藤 仁彦(関西学院大学)
「〈ユニット〉の拓く展望――アートを通じて「人が変わる」という現象はいかに記述することが可能か」
津田 翔太郎(神戸大学)
「現代社会における不安概念の発展的検討――「身体」の観点を中心に」
武内 保(早稲田大学)
「アルヴァックスからトラウマへ?――記憶の科学の痕跡を辿る」

10:00~12:15  法文2号館 2大教室
【一般報告5】  司会:澤井 敦(慶応義塾大学)
大山 智徳(放送大学)
「随伴定理によるいくつかの社会学理論の脱構築」

小山 裕(東京大学)
「作動的カップリングと協同的翻訳――社会システムとしての憲法を事例に」
井口 尚樹(九州工業大学)
「『資本主義の新たな精神』の批判的継承に向けて――比較社会学の可能性」
小田 和正(福島大学)
「社会分化と「知の〈存在〉非拘束化」――K. マンハイムの1930年「一般社会学講義」を手掛かりとして」

10:00~11:30  法文1号館 212教室
【修論フォーラム】  司会:井腰 圭介(上智大学)
於 倩(東京大学)
「現代日本における自殺の「原因」と「対策」はどのように語られているのか――『自殺対策白書』(2007-2016)を中心に」
コメンテーター:天田 城介(中央大学)
永島 郁哉(早稲田大学)
「多文化共生の意味内容をめぐるポリティクス――政策形成過程における凝集性概念の処遇」
コメンテーター:鈴木 弥香子(東邦大学)

13:00~13:50  法文2号館 1大教室
総会

14:00~17:00  法文2号館 1大教室
シンポジウム 「生(ライフ)の現場」に向き合う社会学理論とは何か
報告(タイトルは仮):
佐藤 裕(富山大学)
「「生(ライフ)の現場」に向き合う社会学理論の提案――「ルールの科学」構想から」
筒井 淳也(立命館大学)
「変化する社会と生活のなかでの理論の役割とは」
石岡 丈昇(日本大学)
「生(ライフ)の二重性を捉える社会学へ――biographical lifeとbiological lifeをめぐるエスノグラフィ」
コメンテーター:坂井 愛理(追手門学院大学)・伊藤 智樹(富山大学)
司会:三井 さよ(法政大学)・奥村 隆(関西学院大学)