馬渡玲欧会員より、ソーシャル・コンピュテーション学会イベントのご案内をいただきました。
詳細については、下記の内容をご確認ください。
[以下ご案内の内容]
2024年2月2日(金)・3日(土)の二日間にかけて、イギリス・シェフィールド大学からPhil Withington教授、Hugo Dobson教授をお招きし、国際会議を開催いたします。
本会議は、ことばや概念が社会において象徴的に果たしてきた役割を論じることを主題とし、情報やデータをめぐる環境の整備を背景にして近年急速に普及しつつあるテキストマイニング、計読的手法、内容分析などの応用可能性について、近代と現代をつらぬく歴史的な視点や、日本とイギリス両国の国際関係およびデジタル環境の違いに注目しながら、積極的に議論を重ねることを目的としています。
以下に詳細をご案内いたしますので、皆さま奮ってご参加ください。
【会議タイトル】
The Language Use and Its Symbolic Power
【使用言語】
英語・日本語
(同時通訳対応あり)
【開催形態】
対面とオンラインのハイブリッド形式
【プログラム】
〔2月2日(金) 10時~16時〕
10:00-10:45
左古輝人(東京都立大学)
A Textanalytic Descripition of Japanese State-Nation Building: From 1880s to 1920s
(近代日本における国家・国民の建設:1880年代から1920年代の計読叙述)
10:50-11:35
Phil Withington(The University of Sheffield)
The Semantics of Slavery and Popular Print in Early Modern England
(近世英国の大衆出版物における奴隷制の意味論)
11:40-12:10
Discussion
13:00-13:45
Hugo Dobson(The University of Sheffield)
Logos in Global Summitry
(グローバル首脳会議におけるロゴス)
13:50-14:35
小島伸之(上越教育大学)
昭和10年代における『特高月報』宗教取締報告のテキスト計量分析
14:40-15:10
Discussion
〔2月3日(土) 10時~16時〕
10:00-10:45
橋本直人(神戸大学)
Text Mining on Early German Sociology and Max Weber
(初期ドイツ社会学会とマックス・ウェーバー:計読による分析の試み)
10:50-11:35
樋熊亜衣(筑波大学)
Discovering the Four Waves of Feminism: Using Text Mining of Paper Titles
(フェミニズムの4つの波を知る:論文タイトルのテキストマイニングをとおして)
11:40-12:10
Discussion
13:00-13:45
河野静香(東京都立大学)
The Japanese Semantics of Self-Starvation: From 1980s to 2010s
(日本におけるセルフ・スターヴェイションの意味理解:1980年代から2010年代まで)
13:50-14:35
塩谷昌之(東京都立大学)
Text Mining and Modelnologio: A Comparison of Observation Methods
(テキストマイニングと考現学:ものごとを観察する方法の比較)
14:40-15:10
Discussion
【会場】
〔現地会場〕
東京都立大学 南大沢キャンパス 講堂 小ホール
(京王相模原線「南大沢」駅改札口から徒歩約5分)
〔オンライン会場〕
ご申請をいただいた方に、後日メールにてZoomのURLをご案内します。
現地の通信状況によっては、質疑応答が対面優先となる可能性がございますので、ご承知おきください。
【参加申し込み】
下記URLおよびQRコードより、参加申請フォームにアクセスをお願いいたします。
必要事項をご記入の上、忘れずにご送信ください。
https://forms.gle/fd4ojZXHicNvcPFNA
●主催/ ソーシャル・コンピュテーション学会 、東京都立大学社会学教室
[ご案内の内容以上]