イベント情報

第15回ヴェーバー研究会21のご案内

鈴木宗徳会員より、第15回ヴェーバー研究会21のご案内をいただきました。

詳細については、下記の内容をご確認ください。

[以下ご案内の内容]

皆さま

ヴェーバー研究会21(第15回)のご案内を差し上げます。

前回の研究会は、ヴェーバーのテキストをしっかり読んで議論するという方針で開催し、種族ゲマインシャフト、政治ゲマインシャフト、階級、身分、党派などの部分を取り上げました。今回も前回に引き続き、ヴェーバーのテキストを解読するということで、特にヴェーバーの『理解社会学のカテゴリー』に現れてくるような、基礎的カテゴリーにかかわるテキストを取り上げたいと考えています。

今回のテーマは「『経済と社会』第二部「社会における諸秩序と経済 (Kapitel I Die Wirtschaft und Die Gesellschaftlichen Ordnungen)」章を読む」です。

対象とするテキストは、『ヴェーバー全集』のI/22-3「経済と社会Wirtschaft und Gemeinschaft. Recht」に収録されている「I.Die Wirtschaft und dieOrdnungen.」の部分です。
テキスト本文は191-247ページ、『経済と社会』第5版であれば181-198ページ、日本語訳としては、中央公論新社『世界の名著 61 ウェーバー』所収の、厚東洋輔訳「経済と社会集団」の中の「第一章 社会における諸秩序と経済」(483-527ページ)となります。

この部分を取り上げるのは、前回同様、ヴェーバーの基本テキストを精読し、ヴェーバーの社会学をその基礎から考えるべく、今回は対象をかなり限定して集中して議論したいためです。『理解社会学のカテゴリー』はよく読まれ、また、そこで論じられるカテゴリーについては知られていますが、今回の対象箇所は注目され取り上げられることはかなり少ないところです。しかし、この箇所はヴェーバーの基本カテゴリーというべきものが論じられる重要な箇所であり、ヴェーバーの社会学の展開を考えるためにしっかり議論しておきたいと考えています。

今回、報告者の方々には、研究成果のご報告ではなく、テキストの内容紹介と簡単な問題提起をお願いしています。ご参加下さる皆さまも、可能な限りで、あらかじめテキストをお読み頂いた上でご参加いただけましたら幸いです。

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第15回 ヴェーバー研究会21

日時:2024年3月14日(木曜日) 13時-17時
場所:法政大学 市ヶ谷キャンパス 大内山校舎4階 Y404教室
 なお、今回は基本的に対面で実施し、Zoomによるリモート参加も可能にします。
 対面参加の方は、Zoomに接続できるPC等の機器をできるだけご持参ください。

テーマ:『経済と社会』第二部「社会における諸秩序と経済 (Kapitel I Die Wirtschaft und die Gesellschaftlichen Ordnungen)」章を読む

報告
第一節 法秩序と経済秩序……木村正人(東洋大学)
第二節 法秩序、諒解律および慣習……松井克浩(新潟大学)
第三節 経済に対する法強制の意義と限界……鈴木宗徳(法政大学)

– 参加を希望される方は、下記のURLから【事前参加登録】をしておいて下さい。
– 当日の都合が不明な場合は、とりあえず登録しておくということでも構いません。
– 登録されますと当日の接続先URLを記した確認メールが自動で届きます。

– Zoomの【事前参加登録】は以下の通りです。
https://hosei-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tZUqdOGgrjIoGtQ-ijAKS8ivmG6VOPjwknmM

なお、対面参加の方とは、会終了後、情報交換会を行います(18時~)。詳細については現在調整中です。

皆さまのご参加をお待ちしております。

研究会HP
https://www3.cuc.ac.jp/~arakawa/weber21/

呼びかけ人:宇都宮京子、中野敏男、鈴木宗徳、三笘利幸、荒川敏彦

[ご案内の内容以上]