立教大学社会学部では、2014年10月に学術交流協定を締結した南オーストラリア大学 Hawke Research InstituteのAnthony Elliott所長による公開講演会を開催いたします。これまでアイデンティティの社会学的研究を進めてきたElliott教授は、2013年の著書Reinventionで身体と人格の再帰的な「再創造」が現代社会で進行していることを解明しています。この講演では、この延長に見られる「ポストヒューマニズム」の発生と帰結をテーマに、現代における社会とアイデンティティの関係を論じていただきます。多くのみなさまのご参加をお待ちしております。
THE CONSEQUENCES OF POSTHUMANISM: SOCIOLOGICAL REFLECTIONS ON IDENTITY AND SOCIETY“
ポストヒューマニズムの帰結 ――現代における社会とアイデンティティをめぐって
- 日時
- 2015年6月2日(火)18:20~19:50
- 会場
- 立教大学池袋キャンパス14号館 5階 D501教室(アクセスマップ)
- 使用言語
- 英語
- 申込不要・入場無料
- 主催
- 立教大学社会学部(http://socio.rikkyo.ac.jp/news/2015/04_000136/)
- お問い合わせ先
- t-oku[@]rikkyo.ac.jp(立教大学社会学部・奥村隆、[ ]を外して送信して ください。)
- プロフィール
- Professor Anthony Elliott
1986年にメルボルン大学を卒業、ケンブリッジ大学でアンソニー・ギデンズに師事し、1991年に社会学の博士号を取得。ケント大学教授、フリンダース大学教授を経 て、現在は南オーストラリア大学研究教授、同Hawke Research Instituteの所長を務める。オーストラリア社会科学アカデミー会員。著書に、『自我論を学ぶ人のため に』(片桐雅隆・森真一訳、世界思想社)、Social Theory and Psychoanalysis in Transition, The New Individualism (with Charles Lemert), Mobile Lives (with John Urry), On Society (with Bryan S. Turner), Reinvention など、編著に Companion to Contemporary Japanese Social Theory(with Masataka Katagiri and Atsushi Sawai)などがある。