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日本社会学理論学会大会第8回日韓ジョイントセッション ”Technology and Society”報告者募集のお知らせ

第8回日韓ジョイントセッション ”Technology and Society”:報告者2名募集

 2019年9月7日(土)・8日(日)に東洋大学で開催される第14回日本社会学理論学会大会において、今年も日韓ジョイントセッションが、大会1日目(7日)午後に実施されます。このセッションは、連携協定を結ぶ韓国社会理論学会(http://www.socialtheory.or.kr/)とのあいだで、毎年、交互に開催しているもので、今回で通算8回目となります。

 今年のセッションのテーマは、” Technology and Society”(テクノロジーと社会)です。2018年度のテーマ(人とモノの関係と社会理論の未来)や世界情勢、両学会の研究状況等をふまえ、2018年末に日本側から提案し、両学会の協議の上で決定されました。
 人工知能(AI)やゲノム編集技術、生殖医療、最先端ロボット、自動運転・翻訳、SNSやクラウド、ビッグデータ、ターゲッティング広告、仮想通貨、ドローン、監視技術、無人兵器・軍事技術、宇宙旅行技術やテラフォーミング……。さまざまな最新のテクノロジー(科学・技術)の発展は、社会にどのような影響を及ぼすのでしょうか、社会はテクノロジーの発展にどう対応していけるのでしょうか。本セッションでは、テクノロジーと社会の関係を理論化する研究や、テクノロジーの社会的影響を理論的に検討するような研究、テクノロジーと社会の変化にともなう基礎概念(社会的行為や社会集団、社会構造、リスク、コミュニケーション、権力、自由、平等、支配等々)の問い直し、テクノロジーが社会学自体に与える影響の理論的考察、また、人とモノ、機器との関係を問い直すような理論、技術の発展に関する理論、新実在論やANT、新しい哲学・人類学・経済学・情報学的な理論等の考察など、テクノロジーと社会に関わる御報告を幅広く募集いたします。

 御報告を希望される方は、WORDファイルA4用紙に、a)氏名、b)所属、c)報告タイトル(仮)、d)報告要旨(日本語で800字程度)を記し(書式自由)、2019年6月30日(日)24時までに、本学会事務局(sst@sst-j.com)までメールでお送りください。

 応募資格は日本社会学理論学会会員であることですが、報告申込みと同時に御入会頂くことも可能です。応募多数の場合は、上記の趣旨をふまえ理事会で採否を決定させて頂き、結果はすみやかに御連絡させて頂きます。

 採択された御報告者には、その後、8月中旬までに英語原稿(3000~8000words)を御提出頂くことになります。これは(英語セッションゆえに)フロアの便宜をはかるためのもので、こちらで印刷し、セッション時に配布させて頂く予定です。

 ご不明な点等がございましたら、渉外委員長(hamanishi@post.ndsu.ac.jp)まで気軽にお尋ねください。(渉外委員会 濱西 栄司)