『現代社会学理論研究』ISSN: 1881-7467
2020年3月発行、141頁
ISBN: 978-4-9025-9088-3
【特集】トランスボーダーとコスモポリタニズム
執筆者 | タイトル |
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岡崎宏樹 | 特集序文 ポスト多文化主義時代における差異と共生 イスラーム、シティズンシップ、ジェンダー |
安達智史 | イスラームを人間化する ―多文化主義社会イギリスにおけるムスリム女性とヒジャブ |
森千香子 | 「ポスト多文化主義時代」とフランスのマイノリティ ―セクシュアル・デモクラシー、「ノン・ミクシテ」と カラー・ブレイヴな普遍主義 |
鈴木赳生 | リベラル多文化主義と先住民の再起 ―「理論」の独白から思想の対話へ |
【論文】
執筆者 | タイトル |
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兪羅珠 | 「社会的なもの」としての再生産労働 ―介護保険制度を中心に |
松浦由美子 | フェミニズムの主体と権利 ―中絶をめぐる女性の自己決定権の再考 |
德宮俊貴 | 見田宗介の社会学理論における近代価値空間の反転と裂開 ―70年代の理論構想の意義 |
小田和正 | ホーリズムとしての知識社会学 ―知識社会学の根本問題の解決に向けて |
【書評】
執筆者 | タイトル |
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馬渡玲欧 | 対立を乗り越えるための社会理論 (書評対象書:井口暁著『ポスト3・11のリスク社会学̶原発事故と放射線リスクはどのように語られたのか』) |
油井清光 | 〈他者〉の変奏̶インヴェンションとシンフォニア (書評対象書:奥村隆著『反転と残余̶〈社会の他者〉としての 社会学者』) |
石川洋行 | 〈消費社会論〉というジレンマ (書評対象書:間々田孝夫著『21世紀の消費̶無謀、絶望、そして希望』) |
出口剛司 | 理論はいかにして自由な空間を切り拓くのか (書評対象書:樫村愛子著『この社会で働くのはなぜ苦しいのか』) |
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