日本社会学理論学会 The Society for Sociological Theory in Japan

The Society for Sociological Theory in Japan
日本社会学理論学会

[大会]第11回 大会

日本社会学理論学会 第11回大会 

  • 日時:2016年9月3日(土)、4日(日)
  • 場所:神戸学院大学 ポートアイランドキャンパスD号館
    〒650-8586  神戸市中央区港島1-1-3 (開催校理事・岡崎宏樹)
    アクセスマップ
  • 大会会場:D号館 D313、D315(3階)
  • 会員控室:D号館 D316(3階)
  • 理事会室:D号館 D316(3階)
  • 特別セッション・シンポジウム打ち合わせ:D426(4階)
  • ※受付はD号館の3階廊下にて行います。
    キャンパスマップ


大会プログラム

 
  • 9月3日(土)

11:00 理事会  D号館 D316教室

12:30 受付開始  D号館 3階廊下

13:00‐15:10  一般報告  司会 樫村 愛子 
  D号館 D313教室

日暮 雅夫(立命館大学産業社会学部):

「ホネット『自由の権利』における「社会的自由」の意義と問題」

大貫 挙学(佛教大学):

「J. バトラーにおける「倫理」と「他者」」

長野 慎一(東京理科大学):

「バトラーにおける「語られる身体」と「語る身体」の関係性
――身体はいかに社会的差別に抗うか」

佐藤 裕亮(立教大学大学院):

「個人化論再考
――作田啓一の「羞恥」論と「欲望の個人主義」の観点から」

15:30‐17:40  一般報告 司会 数土 直紀 
  D号館D313教室

赤堀 三郎(東京女子大学):

「単数の社会からみる複数の近代」

坂井 晃介(東京大学大学院):

「機能システムの共進化理論とその経験的意義」

小山 裕(東洋大学):

「システム論的尊厳理論の再検討」

梅田 拓也(東京大学大学院):

「N.ルーマンのマスメディア理論の学説史的考察」

寺前 典子:

「芸術コミュニケーションとルーマン・システム論」

15:30‐17:40  一般報告 司会 澤井 敦 
  D号館D315教室

権 永詞(千葉商科大学):

「後期近代における他者性の所在
――「異質な他者」であることの不可避性/になることの可能性」

竹中 健(広島国際学院大学):

「死に寄り添うボランティア
――非職業的援助者の存在とその評価」

額賀 淑郎(上智大学生命倫理研究所):

「生命倫理委員会の意見交換とコンセンサス」

徳久 美生子(武蔵大学):

「被爆体験の伝承可能性に関する理論的考察」

秋本 光陽(筑波大学大学院):

「コントロール理論における「家族の社会性」」

・18:00-20:00 懇親会 トラットリア・フェリーチェ(D号館1F)


  • 9月4日(日)

9:30 受付開始

10:00‐12:10  一般報告 司会 早川 洋行
  D号館D315教室

小林 佑太(北海道大学大学院):

「歴史科学はどのような科学か
――科学の分類に関するMax Weber的図式の再検討」

入江 良英(埼玉純真短期大学):

「K.マンハイム社会学の遺産」

小田 和正(北海道大学大学院):

「マンハイム知識社会学における客観性」

高艸 賢(東京大学大学院):

「シュッツにおける体験概念の理論的意義」

10:00‐12:10  特別セッション「作田啓一の社会学」

 司会 浅野 智彦 D号館D313教室

出口 剛司(東京大学):

「戦後社会の生成と価値の社会学:初期作田における『近代の超克』を手がかりにして」

岡崎 宏樹(神戸学院大学):

「現代社会の変容と超近代へのまなざし
――作田啓一の犯罪論と憐憫論」

 討論者:宮原 浩二郎(関西学院大学)

・12:10-13:00 シンポジウム打ち合わせ
D号館D426教室

・13:00-14:00 総会 
D号館D313教室

・14:00-17:00 シンポジウム 
D号館D313教室

大会シンポジウム「ダイバーシティ社会と社会学理論」

14:00-17:00 司会:浅野智彦(東京学芸大学)
報告者:

赤川 学(東京大学)

岸 政彦(龍谷大学)

佐藤 恵(法政大学)

討論者:筒井 淳也(立命館大学)

[研究例会]2016年度 日本社会学理論学会研究例会
 「自由(主義)の可能性、もしくはその限界」のご案内

  • 日時:2017年3月11日(土)14時から17時まで
  • 場所:神戸学院大学D号館3階 アクティブスタジオ
    (アクセスマップ)
  • 共通テーマ:自由(主義)の可能性、もしくはその限界
  • 報告
  • 報告者:大貫挙学(佛教大学社会学部)
    題目:「自由」をめぐる社会闘争――バトラー理論における「他者性」の観点から
    要旨:本報告は、J. バトラーの理論を再解釈しながら、「自由」をめぐる闘争の社会理論的位置づけを検討するものである。 その手掛かりとして、バトラー理論から導かれるふたつの「他者性」、すなわち主体化に伴う構成的外部たる「(非)主体」と、言語の非完結性ゆえの「批判的脱主体化」の関係に着目する。 また、グローバル化やネオリベラリズムの進展する現代社会における社会批判の可能性にも言及したい。

    報告者:中森弘樹(京都大学)
    題目:何が親密な関係を繋ぎ止めるのか――責任に関する理論的検討を中心に
    要旨:本発表の目的は、「親密な関係」を離脱することに対する抵抗感の根拠について、責任の倫理を中心とした理論的検討を行うことである。 後期近代社会において、人間関係は選択的なものへと変容しつつあるが、その一方で、人間関係から離脱することに対する抵抗が高まっているように見える現象も生じている。 この相反する現象に対して、これまでは主にリスク論の観点から説明が行われてきた。 しかし、本発表ではさらなる説明を加えるために、何が私たちの「親密な関係」を繋ぎ止めているのかについて、既存の議論を整理したうえで、責任の概念を「親密な関係」を説明する原理として位置付けることを試みる。

  • 司会:数土直紀(学習院大学)

  • 研究例会は、参加無料・申込不要です。当学会の会員でない方もご参加いただけます。

  • 問い合わせは、事務局(sst[@]sst-j.com([ ]を削除して下さい))までお願いします。


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